Business Japanese

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Masahiko Minami's Main Publications

Publications

Books (English):

Books (Japanese):

Articles in Refereed Journals/Books (English)
 

  • Minami, M., & McCabe, A. (1991). Haiku as a discourse regulation device: Stanza analysis of Japanese children’s personal narratives. Language in Society, 20, 577-599.

日本人小学生に過去の体験を物語ってもらい、言語学の手法を用いて分析した。日本人小学生の語る過去の体験は、ひとつひとつは短いが、多くの場合、よく似た複数の体験が含まれていることが発見された。この結果を、伝統的日本文化の一つである「カルタ遊び」や、俳句の原型である「連歌」と比較しながら、日本文化の本質と、そこから培われた人と人との関わり方について検討した。

  • Minami, M. (1994). English and Japanese: Cross-cultural comparison of parental styles of narrative elicitation. Issues in Applied Linguistics, 5(2), 383-407.

日本に住む日本人母子8組、米国に在住する日本人母子8組に過去の体験を物語ってもらい、その会話を特定の語彙に焦点を当てながら分析した。さらに、英語を母国語とする白人の北米母子グループにも過去の体験を物語ってもらい、3つの異なるグループの共通点、相違点を探りながら、教育現場(学校)において異文化理解を深める機会を増やすことの重要性を考察した。

  • Minami, M., & McCabe, A. (1995). Rice balls and bear hunts: Japanese and North American family narrative patterns. Journal of Child Language, 22, 423-445.

日本人母子グループ、英語を母国語とする北米の白人母子グループという、言語や文化の異なる二つのグループに属する母親と5歳児に過去の体験を物語ってもらい、その会話を比較分析した。その結果、母親の子供への関わりかたは、各々のグループの母国語とその文化の特性を強く反映していることを確認した。

  • Minami, M. (1995). Long conversational turns or frequent turn exchanges: Cross-cultural comparison of parental narrative elicitation. Journal of Asian Pacific Communication, 6(4), 213-230.

日本に住む日本人母子グループ、米国に在住する日本人母子グループ、英語を母国語とする北米に住む白人の母子グループと、3つの異なるグループの母親と5歳児に過去の体験を物語ってもらい、その会話を比較分析した結果を報告した。その結果、日本に住む日本人母子グループと比べて、米国に在住する日本人母子グループは、北米文化の影響を少なからず受けていることが確認された。しかし、全体としては、本来の日本文化の影響が強く残っていることが発見された。この結果を踏まえて、母国語とその文化の影響力の強さを考察した。

  • Minami, M. (1996). Japanese preschool children’s personal narrative development. First Language, 16, 339-363.

日本の年中組(4歳)と年長組(5歳)の幼稚園児に過去の体験を一人で物語ってもらった。さらに、日本の大人の物語り方を探る目的で、母親にも自分自身の過去の体験を物語ってもらい、就学前の児童と大人では、過去の体験を物語る上で、どのように違うのかを複数の言語学の手法を用いて分析した。その結果、大人と比べると幼稚園児は、単に記憶を再構成し経験を再現する傾向が強い事が確認された。しかし感情表現の織り込みに関しては、4歳児よりも5歳児の方が、大人に近い形で、過去の体験を表現できることが見い出された。

  • Minami, M. (1996). Japanese preschool children’s and adults’ narrative discourse competence and narrative structure. Journal of Narrative and Life History, 6(4), 349-373.

日本の幼稚園児に過去の体験を一人で物語ってもらった。また、日本の大人の物語り方を探る目的で、母親にも母親自身の過去の体験を物語ってもらい、子供と大人の共通点や相違点について研究した。その結果、子供と大人の話の物語り方には、文化的共通点が多数見受けられた。しかし、幼稚園児の表現能力には限界があり、話の内容も記憶の再構成や経験の再現に限られがちであるのに対して、大人の物語は、感情表現に重点がおかれていることが発見された。

  • Minami, M. (1998). Politeness markers and psychological complements: Wrapping-up devices in Japanese oral personal narratives. Narrative Inquiry, 8(2), 351-371.

 

  • Minami, M. (2000). Book reading styles of Japanese mothers. In Y. Oshima-Takane, Y. Shirai, & H. Sirai (Eds.), Chukyo University School of Computer and Cognitive Sciences Institute for Advanced Studies in Artificial Intelligence Technical Report, No. 2000-12-02 (pp. 145-156). Chukyo University.

 

  • Minami, M. (2001). Maternal styles of narrative elicitation and the development of children’s narrative skill: A study on parental scaffolding. Narrative Inquiry, 11(1), 55-80.

 

  • Minami, M. (2002). Narrative as a reflection of culture and consciousness: Developmental aspects. In R. T. Donahue (Ed.), Exploring Japaneseness: Japanese enactments of culture and consciousness (pp. 241-261). Westport, CT: Ablex/Greenwood Publications.

 

  • Minami, M. (2002). Vocabulary development in English-Japanese bilingual children: Correspondence of achievement levels in first and second languages. In Y. Shirai, H. Kobayashi, S. Miyata, K. Nakamura, T. Ogura, & H. Sirai (Eds.), Studies in Language Sciences (2) (pp. 261-278). Tokyo: Kurosio Publishers.

 

  • Minami, M. (2003). Holding on to a native tongue: Retaining bilingualism for school-age children of Japanese heritage. International Journal of Educational Policy, Research, and Practice, 4(2), 39-61.

 

  • Minami, M. (2004). The development of narrative in second language acquisition: Frog stories. In M. Minami, H. Kobayashi, M. Nakayama, & H. Sirai (Eds.), Studies in Language Sciences (3) (pp. 123-138). Tokyo: Kurosio Publishers.

本研究は、日本語母語話者および日本語学習者のナラティヴ構造を分析し、両者の相違と日本語学習者の特徴を、日本語能力との関連において考察するものである。24場面からなる絵画ストーリー 「かえるくん、どこにいるの?」(Mayer, 1969)という絵本を被験者に見せ、「物語を作るように」という課題を与えた。これは、言語データをナラティヴにまで広げることで、文法項目などの言語能力にとどまらず、学習者の言語運用能力の考察を本研究の主たる目的としているからである。語彙とナラティヴ構造の二つの観点から分析を行ない、以下の結果が得られた。(1)学習者の習得語彙分析では、絵語彙、類義語、反義語、単語類推など、異なるタスクの間に強い正の相関が認められた。(2)ナラティヴ構造分析では、出来事(起きた事件は何か)といった前景描写に重点を置く学習者は、設定(誰が、いつ、どこで、といった情報)、評価(登場人物の気持ち)などの後景(背景)描写を、それほど重視しない傾向が見られた。(3)母語話者との比較では、母語話者が後景描写に重点を置く傾向があるのに対して、日本語学習者は前景描写を重視する傾向が見られた。こうした結果は、日本語の習得・発達過程を理解する上で、後景描写が重要な習得・発達指標となることを示唆している。

  • Minami, M. (2005). Keeping Japanese alive: Narrative discourse skills in English-Japanese bilingual children. In M. Minami, H. Kobayashi, M. Nakayama, & H. Sirai (Eds.), Studies in Language Sciences (4) (pp. 149-164). Tokyo: Kurosio Publishers.

ナラティヴとは「時間的に連続する事柄を、時系列的・因果律的に物語ること」と定義される。母語話者、第二言語学習者を対象としたこれまでのナラティヴ研究が示唆してきたのは、文構造よりさらに大きい単位での談話構造にも存在する普遍性である。しかし、こうした構造的普遍性と同時に、ナラティヴ産出という作業が文化的固有性を反映していることも事実である。たとえば、異なる言語文化の背景を持つ話し手は異なる視点、感情表現、心理的枠組みを用いて異なった事柄に重点を置きながら物語るという作業を行う。本研究では、6歳から12歳までの40人の日英バイリンガル児童に「かえるくん、どこにいるの?」という文字のないひと続きの絵から成り立っている本を見せ、そこに何が描かれているかを日英両語で物語ってもらい、その物語の中で児童が使用した言語表現を比較分析した。本研究で得られた結果が全般的に示唆しているのは、日本語と英語の物語産出、さらに読み書き能力の間に存在する正の相関関係である。同時に、絵に描かれている出来事という同じ内容について表現しているにもかかわらず、それを語っているナラティヴを日英の二言語で比較してみると、類似点ばかりでなくさまざまな相違点も認められた。たとえば、バイリンガル児童の物語産出における語彙数は日本語よりも英語のほうが多いことがわかった。さらに、英語での物語産出では、設定・出来事(起きた事件は何か)などナラティヴの骨格をなす前景描写(時系列)に重点を置いているのに対して、日本語での物語産出では、評価(話し手や登場人物の気持ち)、すなわち感情表現などの後景(背景)描写を含む因果律に重点を置いていることがわかった。こうした相違点は、バイリンガル児童が異なる言語で物語る際にそれぞれの言語の文化的背景に即した伝達能力を個別に獲得しており、それぞれの文化に重要と思われる表現方法を用いていることを示唆している。

  • Minami, M. (2006). The importance of socialization in the development of narrative discourse skills in children. In M. Nakayama. M. Minami, H. Morikawa, K. Nakamura, & H. Sirai (Eds.), Studies in Language Sciences (5) (pp. 11-28). Tokyo: Kurosio Publishers.

本研究のねらいは(1)子どものナラティヴ・ディスコース構造の発達の様相、すなわち「過去の個人的体験を語る上で、子どもが加齢に従って、どのような話を生成するようになるのか」という側面と(2)母親の子どもに対する話し方のスタイルが子どもの話し方のスタイルに与える影響、という側面を統合・関連づけることにある。まず、「他者との共同作業ではなく、一人で、過去に体験したことを物語る」ナラティヴというタスクを20人の日本在住の日本人幼稚園児(4歳児10名、5歳児10名)に与え、子どもが産出したナラティヴをラボヴィアン・アプローチ (Labov, 1972; Peterson & McCabe, 1983) を用いて、言語発達、特に伝達能力獲得の過程に重点を置いて研究した。次に、20組の中産階級日本人母子(上記と同じ幼稚園児20人)を被験者として、子どもから話を引きだす上で4歳児の母親と5歳児の母親では母親のインタラクションのスタイルがどのように異なるのかを子どもの年齢との関係から比較研究した。最後に、日本在住の日本人母子、米国在住の日本人母子、英語が母語の北米の母子という3群の会話を比較・分析し、以下のことがわかった。(1)母親の子どもとのインタラクションのスタイルは文化的要因の反映である。よって(2)母親の子どもとのインタラクションのスタイルを考慮せずに、子どもが単独で産出したナラティヴに見られる発達現象を理解することは不可能である。つまり、子どもは母親との会話やナラティヴの共同産出を通して文化に即した伝達能力獲得とその表現方法を身につけてゆくのだ、と推測できるのである。

  • Miyata, S., Hirakawa, M., Kanagy, R., Kuriyama, Y., MacWhinney, B., Minami, M., Murakami, K., Nisisawa, H., Oshima-Takane, Y., Otomo, K., Shirahata, T., Sirai, H., Shirai, J., Shirai, Y., Sugiura, M., & Terada, H. (2006). The development of the CHILDES-Based language developmental score for Japanese (DSSJ). In M. Nakayama. M. Minami, H. Morikawa, K. Nakamura, & H. Sirai (Eds.), Studies in Language Sciences (5) (pp. 75-89). Tokyo: Kurosio Publishers.

 

  • Minami, M. (2006). The development of narrative structure in the acquisition of Japanese as a second language. In M. Nakayama. M. Minami, H. Morikawa, K. Nakamura, & H. Sirai (Eds.), Studies in Language Sciences (5) (pp. 191-206). Tokyo: Kurosio Publishers.

本研究では、成人日本語母語話者および日本語学習者に「怪我(ケガ)をした経験」を日本語で語ってもらい、日本語学習者の語りの特徴が 習熟度レベルの上昇に伴い、どのように変化してゆくのかを考察する。研究手段としてはナラティヴ構造分析を採用するが、これは言語データをディスコース・レベルまで広げることで、文法項目などの言語能力にとどまらず学習者の言語運用能力の考察を研究の主たる目的としているからである。語彙とナラティヴ構造の2つの観点から分析を行なった結果、単語の総出現数、単語の種類、物語(ナラティヴ)産出量のすべてにおいて、上級学習者が中級学習者に勝っていることがわかった。こうした結果が意味しているのは、習得語彙数が発達指標となるということである。さらに、習熟度レベルの上昇に伴い、総語数、総語彙数ばかりでなく物語産出量が増加する傾向が認められたことは、第二言語習得過程を考えれば納得できる結果であろう。しかし、日本語母語話者との比較では、上級日本語学習者によるナラティヴ構成やパターンが必ずしも、日本語母語話者のそれに近づいているわけではないことがわかった。こうした結果から「第二言語学習者の習得プロセスがU字形のカーブを描いている」か、もしくは「第二言語習得における第一言語(母語)の影響、つまり日本語習得レベルの上昇に伴い、日本語での語りのスタイルが第一言語のスタイルに近づいてゆく」のいずれか、もしくはその両方であろうと推測される。

  • Minami, M. (2008). Bilingual children’s styles of story construction and their linguistic and educational implications. In T. Ogura, H. Kobayashi, S. Inagaki, M. Hirakawa, S. Arita, & Y. Terao (Eds.), Studies in Language Sciences (7) (pp. 61-77). Tokyo: Kurosio Publishers.

本研究では、母語話者がどのような語りを「優れている・わかりやすい」と考えるのか、その特徴を探る。具体的には、日英バイリンガル児童に文字のない絵本を見せて日本語・英語でそれぞれ物語を作るというタスクを与え、産出した作話をそれぞれの言語の成人母語話者に評定してもらうことで、日英両語に共通する優れた語りの特徴と、日英それぞれの言語に固有の観点から優れていると考えられる語りの様相の特定を試みた。成人母語話者の評定結果から得られた優れた語りの特徴は、英語・日本語にかかわらず、多様な語彙を含んだ長い物語であった。また、一連の出来事を時系列的な展開に沿って過去形で語ることで、場面同士の結束性のある物語を産出することも、言語にかかわらず優れた語りの要件であるという知見を得た。さらに、英語では時系列的な説明にとどまらず、因果律的な説明も優れた語りを構成する重要な要因であることがわかった。これに対して、日本語の語りにおいては、時系列の情報が十分に含まれているかどうかが母語話者の評定の主な対象であり、因果律は必ずしも重要な要因とはなっていなかった。また、日本語では指示対象の省略が一般的だが、主体を一定に保持することで、たとえ主体が明らかに言及されなくとも、指示対象が誰なのか、何なのかを読み手が理解するのを容易にする必要がある。逆に言えば、日本語で主体の一貫性が維持されず、しかも省略が同時に起これば指示対象が何であるかを把握するのは、たとえ不可能ではないとしても、非常に困難な作業となるだろう。こうした言語に固有の制約・特徴と関連して、ヴォイス(態)の使用や、指示対象(照応関係)の言及ストラテジーからも母語話者の評定に言語固有性(文化固有性)が存在することが認められた。

  • Kajiwara, M., & Minami, M. (2008). Narrative construction by bilingual children: Referential topic management. In T. Ogura, H. Kobayashi, S. Inagaki, M. Hirakawa, S. Arita, & Y. Terao (Eds.), Studies in Language Sciences (7) (pp. 79-90). Tokyo: Kurosio Publishers.

本研究では、日英バイリンガル児童が各々の言語での物語産出で、どのようにトピックを導入・維持するかに焦点を当てる。日英バイリンガル児童が日英両語で物語った『カエルくん、どこにいるの?(Frog, where are you?)』(Mayer, 1969)の比較を通し、語りの中でのトピックが①初登場、②2番目の登場、③再登場、④継続的登場する際、トピックを表現する名詞句の使用について、日英両語間に相関関係が認められるかどうかを検証した。使用したデータに①トピックとなる主語は何か、②それがどのような形(完全な形の名詞句、代名詞句、主語省略)で表現されているのか、③その登場順序(初登場、2番目の登場、再登場、継続的登場)といった観点からコードを付加し、統計分析を行った。その結果、各登場順序においてトピックを表現する名詞句の使用に関して日英両語間に正の相関が確認された。例えば、物語にトピックが導入・維持される際、英語・日本語のいずれの言語での語りにおいても(初めての導入のように)トピック性の低い登場人物を表現するには、完全な形の名詞句が使用されることがわかった。一方、(トピックが導入された後、その維持のように)トピック性の高い登場人物は、英語の語りでは代名詞句を用いて表現され、日本語では省略される傾向にあるという知見を得た。このように、本研究で得られた結果は、語りでのトピック導入・維持に関する普遍的な法則の存在を意味しており、日英バイリンガル児童がそうした法則に基づいて語りを行なっていることを示唆している。もちろん、日英両語は構造的、文法的にも相違があり、バイリンガル児童の語りでも、使用言語により同じ場面で異なる言語形式が表層には出現する。例えば、日本語では代名詞句が人物の言及には使用されないが、英語ではそうした使用は頻繁である。一方、英語では文頭の主語省略は文法的に不可能だが、日本語ではそうした省略が可能である。日英バイリンガル児童はこのような制約による言語形式の相違も理解しており、このことは普遍性とともに言語の固有性も示唆していると言えよう。

  • Minami, M. (2008). Telling good stories in different languages: Bilingual children’s styles of story construction and their linguistic and educational implications. Narrative Inquiry, 18(1), 83-110.

 

  • Minami, M., & Imase, H. (2009). Learning rocks! Connections: A Journal for Foreign Language Educators, April 2009 Volume 3, 37-43.

 

  • Minami, M. (2009). An analysis of narrative communication strategies used by Japanese-as-a-foreign-language learners. Journal of Japanese Linguistics, 25, 1-15.


Articles in Refereed Journals/Books 日本語
南 雅彦 (2006)「語用の発達:ナラティヴ・ディスコース・スキルの習得過程」『心理学評論』49(1), 114-135.


Chapters and Articles (English)

  • Minami, M. (1991). Notes on books. In M. Minami, & B. P. Kennedy (Eds.), Language issues in literacy and bilingual/multicultural education (pp. 542-555). Cambridge, MA: Harvard Educational Review.

 

  • Hemphill, L., & Minami, M. (1994). U.S. classrooms: A sociolinguistic perspective. In L. B. Barnes, C. R. Christensen, & A. J. Hansen (Eds.), Teaching and the case method (pp. 244-248). Boston, MA: Harvard Business School Press.

 

  • Minami, M., & Ovando, C. J. (1995). Language issues in multicultural contexts. In J. Banks & C. McGee Banks (Eds.), Handbook of research on multicultural education (pp. 427-444). New York: Macmillan.

 

  • Minami, M., & McCabe, A. (1996). Compressed collections of experiences. In A. McCabe (Ed.), Chameleon readers: Some problems cultural differences in narrative structure pose for multicultural literacy programs (pp. 72-97). New York: McGraw-Hill.

米国の小学校に通っているアジア系小学生を、実際の教室で観察し研究報告した。さらに小学生に過去の体験を語ってもらい、言語学の手法を用いて分析した。その結果、アジア系小学生が物語る過去の体験は、多くの場合、経験の再構成と再現であり、北米の小学生に比べて物語が短いことが発見された。この結果を、伝統的な昔話と比較しながら文化的影響を検討し、米国という多文化社会において、特に教育現場において、英語を第一言語としない異文化背景を持つ子供の話の物語り方は、英語を第一言語とする白人中産階級の子供とは違うのだという認識を持つことの重要性を訴えた。

  • Holloway, S. D., & Minami, M. (1996). Production and reproduction of culture: The dynamic role of mothers and children in early socialization. In D. Shwalb & B. Shwalb (Eds.), Japanese childrearing: Two generations of scholarship (pp. 164-176). New York: Guilford Press.

 

  • Minami, M. (1997). Cultural constructions of meaning: Cross-cultural comparisons of mother-child conversations about the past. In C. Mandell & A. McCabe (Eds.), The problem of meaning: Cognitive and behavioral approaches (pp. 297-345). Amsterdam: North-Holland.

 

  • Minami, M. (2000). Crossing borders: The politics of schooling Asian students. In C. J. Ovando & P. McLaren (Eds.), The politics of multiculturalism and bilingual education: Students and teachers caught in the cross fire (pp. 188-207). New York: McGraw-Hill.

これは、ハーバード大学国際教育研究所で行なわれたプロジェクトの報告をまとめたものである。日本、台湾、中国、香港、韓国など東アジア出身の英語を母国語としない高校生に、米国での高校生活全般にわたってインタビューを行なった。その中から、彼らの本国での高校生活と、米国での高校生活が、どのような点で異なり、また英語での授業や学校生活における問題点を探っていった。さらにそうした問題点を、どのように解決しているか等、英語を第二言語とする留学生を様々な角度から考察した研究結果を発表した。

  • Minami, M. (2000). A cross-cultural comparison of preschoolers’ narrative discourse skills and parental scaffolding. The 12th World Congress of Applied Linguistics (Association Internationale de Linguistique Appliquée, Tokyo) CD-ROM Proceedings.

 

  • Minami, M., & Shibatani, K. (2000). Narrating a frog story: The acquisition of narrative by second-language learners. The 12th World Congress of Applied Linguistics (Association Internationale de Linguistique Appliquée, Tokyo) CD-ROM Proceedings.

 

  • Minami, M. (2001). Taking a different point of view: Children’s acquisition of linguistic perspective-taking devices. In H. Sirai (Ed.), A cross-linguistic study for the universal developmental index [Research project No. 11694009, supported by Japan Society for the Promotion of Science and the Ministry of Education, Science, Sports, and Culture] (pp. 173-190). Nagoya: Chukyo University. 平成10年度〜平成11年度科学研究費補助金. 基盤研究 (A) (2) 研究課題番号 11694009、研究代表者 白井英俊(中京大学情報理工学部情報知能学科).
  • Minami, M., & Aramaki, S. (2001). The effectiveness of computer-assisted language-learning (CALL) programs for teaching Japanese. In Y. Saito-Abbott, R. Donovan, T. F. Abbott, & P. Kennedy (Eds.), Emerging technologies in teaching languages and cultures: Effective use of technology for language learning, what works and what we’ve learned (pp. 55-71). LARC, the National Foreign Language Resource Center at San Diego State University.

 

  • Minami, M. (2001). Styles of parent-child book reading in Japanese families. In M. Almgren, A. Barreña, M. Ezeizabarrena, I. Idiazabal, & B. MacWhinney (Eds.), Research on child language acquisition: Proceedings of the 8th conference of the International Association for the Study of Child Language (pp. 483-503). Somerville, MA: Cascadilla Press.

 

  • Minami, M. (2001). Language and literacy development of bilingual Japanese children. In J. K. Peyton, D. A. Ranard, & S. McGinnis (Eds.), Heritage languages in America (p. 275). McHenry, IL: Delta Systems.

 

  • Minami, M. (2003). The role of maternal input in facilitating the development of children’s personal narratives. In S. P. Shohov (Ed.), Advances in psychology research, Vol. 21 (pp. 91-117). Hauppauge, NY: Nova Science Publishers.

 

  • McCabe, A., & Minami, M. (2003). Asian American children. In A. McCabe & L. S. Bliss (Eds.), Patterns of narrative discourse (pp. 91-101). Boston, MA: Allyn & Bacon.

 

  • Minami, M., & Fujiwara, M. (2003). Non-native patterns in narratives of Japanese-as-a-second-language learners. Proceedings of the 2nd International Conference on Speech, Writing and Context (pp. 112-117). Osaka, Kansai Gaidai University.

 

  • Minami, M. (2004). Adjective, adjectival noun, and copula morphology: An analysis report. In K. Otomo (Ed.), Comparative research for a developmental index for first and second language of Japanese and English [Research project No. 13410034, supported by Japan Society for the Promotion of Science and the Ministry of Education, Science, Sports, and Culture] (pp. 97-105). Tokyo: Tokyo Gakugei University. 平成14年度〜平成15年度科学研究費補助金. 基盤研究 (B) (1) 研究課題番号 13410034、研究代表者 大伴潔(東京学芸大学).

 

  • Minami, M., & Ovando, C. J. (2004). Language issues in multicultural contexts. In J. Banks (Ed.) & C. McGee Banks (Associate Ed.), Handbook of research on multicultural education (2nd ed., pp. 567-588). San Francisco: Jossey-Baas.

 

  • Imase, H., & Minami, M. (2004). Computer-assisted language learning as applied to basic relational acquisition in beginning Japanese. In Y. Saito-Abbott, R. Donovan, & T. Abbott (Eds.), Language on the edge: Implications for teaching foreign languages and cultures (Emerging technologies in teaching languages and culture: Volume 4) (pp. 63-78). LARC Press, San Diego State University.

 

  • Minami, M. (2005). Bilingual narrative development in English and Japanese — A Form/function approach. In J. Cohen, K. T. McAlister, K. Rolstad, & J. MacSwan (Eds.), ISB4: Proceedings of the 4th International Symposium on Bilingualism (pp. 1618-1629). Somerville, MA: Cascadilla Press.

 

  • Minami, M. (2006). Children’s narrative structures. In M. Nakayama, R. Mazuka, & Y. Shirai (Eds.), The handbook of East Asian psycholinguistics Vol. II: Japanese (pp. 116-122). New York: Cambridge University Press.

 

  • Minami, M. (2007). The development of narrative discourse patterns in the learning of Japanese as a foreign language. In M. Minami (Ed.), Applying theory and research to learning Japanese as a foreign language (pp. 198-214). Newcastle, UK: Cambridge Scholars Publishing.

 

  • Minami, M. (2007). Active imaginations: Verb forms in narratives told by English-Japanese bilingual children. In M. Minami (Ed.), Applying theory and research to learning Japanese as a foreign language (pp. 248-264). Newcastle, UK: Cambridge Scholars Publishing.

 

Chapters and Articles 日本語

  • 南 雅彦(1995/1998)「ローマ字表記:ヘボンと訓令」大嶋百合子・Brian MacWhinney(共編)『CHILDES Manual for Japanese』25-32 McGill University. 平成9年度〜平成11年度科学研究費補助金. 基盤研究 (C) 10134462、研究代表者  白井英俊・宮田Susanne・中則夫(JCHAT Project).

 

  • 南 雅彦(1995/1998)「分かち書き」大嶋百合子・Brian MacWhinney(共編)『CHILDES Manual for Japanese』39-43 McGill University. 平成9年度〜平成11年度科学研究費補助金. 基盤研究 (C) 10134462、研究代表者  白井英俊・宮田Susanne・中則夫(JCHAT Project).

 

  • 南 雅彦・森川尋美(1995/1998)「メイン・ラインに形態素をどのように表記するか」大嶋百合子・Brian MacWhinney(共編)『CHILDES Manual for Japanese』53-71 McGill University.平成9年度〜平成11年度科学研究費補助金. 基盤研究 (C) 10134462、研究代表者  白井英俊・宮田Susanne・中則夫(JCHAT Project).

 

  • 南 雅彦(2001)「ナラティヴにおける普遍性と文化的固有性:個人的経験物語における視点と心理的枠組み」南 雅彦・アラム佐々木幸子(共編)『言語学と日本語教育 II:New directions in applied linguistics of Japanese』161-180 くろしお出版.

 

  • 南 雅彦(2004)「ナラティヴにおける言語普遍性と固有性 :『かえるくん、どこにいるの?』を通しての対照談話分析 」南 雅彦・浅野真紀子(共編)『言語学と日本語教育 III (Linguistics and Japanese language education III): New directions in applied linguistics of Japanese』97-116 くろしお出版.

 

  • 南 雅彦(2005)「語用論的側面からみた言語発達」岩立志津夫・小椋たみ子(共編)『よくわかる言語発達』 50-53 ミネルヴァ書房.

 

  • 南 雅彦(2005)「談話(ディスコース)構造の発達」岩立志津夫・小椋たみ子(共編)『よくわかる言語発達』 54-57 ミネルヴァ書房.

 

  • 南 雅彦(2005)「米国における日本語発達研究」岩立志津夫・小椋たみ子(共編)『よくわかる言語発達』 174-175 ミネルヴァ書房.

 

  • 南 雅彦(2005)「日本語学習者のナラティヴ:ラボヴィアン・アプローチ」南 雅彦(編)『言語学と日本語教育 IV:New directions in applied linguistics of Japanese』137-150 くろしお出版.

 

  • 南 雅彦(2006)「第二言語としての日本語でのナラティヴ構成能力の発達過程:トピックがナラティヴのスタイルに及ぼす影響」 『日本語習得における学習者の母語が及ぼす影響—機能言語学的観点からの研究調査』55-74 平成15年度〜平成16年度科学研究費補助金. 基盤研究 (C) (2) 研究課題番号 15520330、研究代表者  中浜優子(名古屋大学大学院国際言語文化研究科).

 

  • 南 雅彦(2007)「物語技法の発達:日英バイリンガル児童の作話をどう評定するか」南 雅彦(編)『言語学と日本語教育 V:New directions in applied linguistics of Japanese』193-212 くろしお出版.

 

  • 南 雅彦(2010)「接続表現:語りの談話標識として」南 雅彦(編)『言語学と日本語教育 VI:New directions in applied linguistics of Japanese』65-85 くろしお出版.

Book Reviews:

The following articles appeared in various issues of Resources in Education, a monthly abstract journal covering the document literature of education:

  • Minami, M. (1990). Children’s narrative structure: How do Japanese children talk about their own stories? ERIC Document Reproduction Service No. ED 335 961.

 

  • Minami, M. (1993). Social interaction and discourse style: Culture-specific parental styles of interviewing and children’s narrative structure. ERIC Document Reproduction Service No. ED 367 188.

 

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